赴任1週間。
Shwari?
前回の投稿の挨拶で『Shuwari』を使いましたが間違ってました。
『Shwari』でした。笑
意味は『穏やか』と言う意味で、聞かれた人も『Shwari』と答えます。
てことで皆さん、Shwari?
題名の通り、本赴任して1週間が経過し、毎日充実した生活を送れている大山です。
今日は
の3つで書いていきたいと思います。
まず初めに
カウンターパートの紹介
彼の名前は『ナソロ』、社会の先生でサッカー部の顧問。
毎日部活をしていて、練習一緒にやってくれと言われたので部活に行ってみると、彼が生徒たちの先頭に立って一緒に1時間しっかりウォーミングアップをしていました。
ランメニューも入っていて、サッカーで使う筋肉の部分の動的ストレッチ、バテた生徒に対しては厳しく。
正直こんな熱心な先生がアフリカにいるとは思いませんでした。
し、困ったときには助けてくれる自分にとってのヒーローです。笑
ガスがなくて困ってたら,わかってたかのように持ってきてくれたし、電気代も最初の1ヶ月は払方わからんやろからって自分が払ってまで方法教えてくれたし、買いたい物あったら連れて行くから言えよって言ってくれたり、明日はウガリの作り方と、鶏の捌き方を教えてくれるみたいです。笑
日本のこと好きやし、JICAもこうやって来てくれるのに日本国旗がないから欲しいって言ってくれたり、日本のユニフォームあるから写真撮ろうって言ってくれたり。
でも、1番いい写真送ってって言って送られて来た写真が、ブレとる上に、カメラ見てないって言う。。。笑
これもまたいい思い出です。笑
生徒たち
生徒たちはスポーツに対して興味津々。
任地訪問の時から、野球教えて、バスケ教えて、サッカー一緒にしようなど声をかけてくれます。
どのスポーツに関しても思っていた以上のレベルで、整った環境で指導を受ければ上手くなるんやろなって思う生徒がたくさんで、今後の指導、生徒の伸び代がとても楽しみです。
今までの体育の授業では、ハンデキャップを持った生徒は体育の授業の時は教室に残っていたらしく、彼らの時間割に『体育』と言う文字が書いてないみたいで、とても衝撃を受けました。
なので、自分の体育の授業では、もし行きたいなら一緒に外に行こうと言うと100%みんないきたいって言います。
でも、他の生徒と同じようには体育に参加できず、木の影や、地面に座ってみているだけでした。
彼らの姿を見てとても心が痛く、目を背けている自分も正直いました。
でも、せっかく外に出て来てくれたんやから何かしてあげたいと思って、大学在学時に取得した、障害者スポーツ指導の経験からの知識を振り絞り、石を転がしてどっちがより近くにできるかと言った、『ボッチャ』に似せたものをやってみると、車椅子から降りてまでやってくれました。
今後は彼らを含めた体育の授業を展開できるように試行錯誤します。
何かいいアイディアをお持ちの方はぜひお知恵をお貸しください!!!!
話は変わりまして。
サッカー部の練習に行ったときに、自分が小学校の時ゴールキーパーをしていたので、その経験を生かして、キーパーの子たちの練習をしました。
今までしたことのない練習メニューだったらしく、楽しんでくれてました。
終わった後に『疲れた?』と聞くと、『疲れたけど楽しかった、ありがとう』と言ってくれて、この子たち絶対上手くなるやろなと思った瞬間でした。
学校ではサッカー部しかなく、他のスポーツは個人の集まりみたいな感じで、生徒が遊んでいるときに行ってみると、教えて欲しいと言ってくれる子がいたので、今後バスケ部を作り、大会まで出れたらいいなと思っています。
教えて欲しいと言ってくれた生徒の1人の話。
この日のこの時間にグランド集合って言っていて、まぁ時間通りにはこないだろうと思いながらも10分前ぐらいに行くと、違う道からボールを持って走ってグラウンドに向かう生徒の姿。
めちゃくちゃ嬉しかったです。
その生徒は、できなかったらもう一回やるし、毎日練習せなあかんでって言ったら本当に1人で毎日教えたことを復習しています。
そんな姿を見て自分は、いきたい気持ちを抑えて、あえて週一回しかコートにはいかず、その子の成長を楽しみにしています。
上手い下手関係なしに、この子がいるバスケ部で大会で勝ちたいなと思いました。
その目標に向けて少しずつ活動していきます。
郷に入っては郷に従え
アフリカに来てから、この言葉の重要性を感じています。
まだたった1週間ですが、自分の長所と短所がはっきりしました。
長所は日本人であること。
短所も日本人であること。
です。
とても深く考えてしまいます。
それに自分はボランティア。
いろいろなことに悩みながら、タンザニアの人にとっても、自分にとっても有意義な2年間になるように活動していきます。
Asanteni sana!!!