karibu-tanzania

自分に何ができるのかの追求。

経験がないだけ、知らないだけの世界。

帰国してから約5ヶ月が経ちました。

昨日8月2日をもって、青年海外協力隊を終了しました。

自分の「やりたいこと」を叶えてくれたJICAには本当に感謝しかありません。

 

2年間の任期予定でしたが、コロナウィルスの影響で緊急帰国を余儀なくされ、約半年で活動を終えることになりました。 

今まで生きてきた24年間、「できるできない」ではなく「やりたいやりたくない」を優先し、自分の直感を信じて生きてきました。

タンザニアでは全てが初めてだったので、はじめは様子を見て「徐々になれていこう」と思っていましたが、タンザニアに居れるのは時間が限られているし、やるからには全力でやりたかったので、初めからなんでもすることにしていました。

なのでやりたかったことはできたし、現地の先生の携帯に動画で残すこともできたしで、やりたいことはたくさん残してきましたが、未練はありません。

 

任地見学の1週間を含めた1ヶ月弱の「夢」に描いていた「アフリカでの体育教師」。

夢が夢でなくなり、今思い返すと夢のような時間でした。

アフリカの体育の状況を知りたくて見学することなく初めから自分1人で行った体育の授業

では難しさしかありませんでした。

アフリカに行くまで、授業の経験が大学の時の模擬授業でしかないうえ、第2、第3言語での授業、文化の違いや人柄、日本とたくさん大きく違う状況での授業ではハードでしたが、できたときや、生徒が楽しそうに授業を受けてくれた時、部活動指導でうまくできた喜びを感じてもらえたときには教師の「冥利」感じることができた気がします。

 

教えたことを毎日欠かさず1人で練習してくれた1人の生徒を見ると、「知らない世界を知ること」は大人も子どもも関係なしに楽しくてワクワクするもんだと彼を見て実感しました。

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帰国後の2週間の隔離後、長野県にある農家さんで農業のアルバイトをしていました。

畑を耕す前の石広いから収穫まで、最初から最後までを経験させていただきました。

思っていた以上にハードで帰りたいと何回も思いましたが、なんでも経験させてくださる農家さんや一緒に働いていたインドネシア人のアマル・とスギノのおかげでなんとかやり切ることができました。

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日本大好き、インドネシアの方達

みんな冗談が通じるぐらい日本語が上手でした!!!

 

タンザニアでの体育指導・長野県でのインドネシアの方達との交流をし、将来の新しい自分の可能性も見えました。

 

昨日でJICA海外協力隊ではなくなり、新しい生活が始まります。

縁が縁を繋ぎ、ご縁のおかげで、自分が成長できる環境で働けることになりました。

期限付きの仕事にはなりますが、この仕事も楽しみながら全力でやります!!

また、タンザニアに行く予定だった2年間内では、やりたいことをどんどんやる期間にすると決めたので、今後の自分の人生が楽しみです。

 

最後に・・・

このブログは、青年海外協力隊としてタンザニアでの活動記録として始めたものです。

ですが、昨日で 青年海外協力隊を終了となりましたので、このブログもこの投稿で最後になります。

自己満足ブログでしたが、通知が来るようにわざわざアカウントを作って読者購読をしてくださった先生や、毎回ブログを読むたびにラインをくれた協力隊の人、地元の友達、106名の初めましての方に読者購読していただき、本当に感謝しかないです。

短い間のタンザニア生活・ブログ、自分の財産・勉強になりました。

 

本当にありがとうございました。

 

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