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自分に何ができるのかの追求。

無事帰国

25日に日本に帰ってきました。

2年間活動を全うし後悔なく日本に帰ってくるつもりでしたが、たった2ヶ月で帰国することになりました。

 

コロナウイルス

 

目に見えない上に、人だけでなく「動物」にも感染するみたいです。

しかも初期症状は風邪やインフルエンザと同じ。

怖いですね。

 

この日本での生活が今まで24年間の「あたりまえ」であったのに、たった2ヶ月ですが「発展途上国」に行って、見て、感じて、帰国して3日が経ちました、全てが贅沢に思うと共に全てに感謝しなければならないと改めて学ぶことができました。

この2ヶ月は、今まで経験したことのない「経験」をすることができ、有意義な2ヶ月でした。

 

体育隊員としてアフリカでやってみたかったことは一応することができました。

この運動を継続し、「運動能力が向上する」ということを証明するために、体力テストを実施し、半年間組んで、半年後にもう一度同じ体力テストをし、記録を比較する。

ということを考えていたのですが、体力テストをしただけで終わってしまいました。

 

ですが、この体力テストを通して気づいたことがいくつかあります。

 

経験がないだけ

 

これは前回の投稿にも書きましたが、生活面でも、運動面でも同じだと思います。

 

アフリカの人たちは、運動能力が高いとは聞いていましたが、自分の目で見たわけではなく、半信半疑でした。日本の小学校教育の中には体育という教科があり、ある程度の運動の基礎を身につけています。

日本の中学生1年生と配属先の中学1年生の体力テストの結果を比較すると日本の中学1年生の方が数値としての記録は高いです。

 

例えば、日本の体力テストにもあるこの3種目。

 

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測定方法は日本の体力テストと同じ方法で行いましたが、人数や環境が違うため、正確な比較とは言えませんが、数値は全て日本の方が高いです。

 

ですがあまり差がありません。

 

 

小学校教育や地域のスポーツクラブ、部活動があり運動経験は豊富な日本。

部活動どころか運動環境、時間などが十分に確保できない環境のアフリカ。

 

 

数値の差があまり「変わらない」のはなぜでしょう。

 

 

理由はいくらでもあると思います。

理由の中の一つにアフリカの人たちの「身体能力の高さ」も含まれるのではないかなとも思います。

 

「身体能力の高さ」という言葉が出たのでついでに触れます!!

(身体能力とは体に元々備わっている、筋力・柔軟性・瞬発力などのことを言います。)

 自分の目で「身体能力の高さ」を確認したかったので、走り高跳びを体育の授業でやりました。理由としては、ジャンプするときに筋力・瞬発力、バーを交わすときに柔軟性を必要とし、能力を測るのにもってこいだと思ったからです。

 

ですが、日本みたいに着地地点にセーフティーマットがないため、はさみ跳びのみでやろうと思って、1番初めに手本を見せました。

1人目の生徒が挑戦した後に一言。

跳びにくいからこの跳び方じゃなくていいかと聞いてきました。

『この跳び方の方が飛べるのに』と思いながらも好きな跳び方でいいというと、バーの正面から跳びました。

 

みんな正面から入る跳び方(ハードルみたいな感じ)で1番跳んだ生徒は、150cm跳びました。半分以上の生徒が140cmは跳びました。

これがアフリカの中学1年生です。

こんな能力を持った生徒たちを指導できる喜びと楽しさでいっぱいでした。

 

 

 

ですが止むを得ず帰国。仕方ないです。

この2ヶ月は、タンザニアに見学に行ったと思い、いつ再赴任できるかわかりませんが、語学をはじめ準備をしっかりして再赴任に向けて準備をしっかりしたいと思います。

 

 

 

そして、、、

 

 

 

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髪の毛編んでみました。笑

沖縄出身の同期タンザニア隊員も編み、サングラスかけて写真撮りました。

ある人には、こんな人には近づきたくないと言われました。笑

 

成田空港行きの飛行機がたまたま同じだったケニア隊員で、訓練所同じ班で訓練所ぶりに会った方は、変化にびっくりしてこの表情。笑

 

今はもう解いてます。

いい思い出ができました。笑

 

 

 最後に!

今世界中の人が思っていることを一緒に叫びましょう。

 

 

 

せーの

 

 

 

 

 

早くおさまれ「コロナ」!!!!!!!

 

 

Asanteni sana!!!