karibu-tanzania

自分に何ができるのかの追求。

強制一時帰国。

題名の通り。

 

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ニュースにもなってるみたいです。

世界的な大問題になってる「コロナウィルス」の影響で、一時帰国します。

26日にタンザニアを出発し、27日成田空港に到着、2週間JICAの施設で健康観察、その後帰宅します。

再赴任の目処はたっていません。

 

タンザニアに到着した頃、任地に赴任した頃、タンザニアの方からは中国人を意味する「チナ」と言われることが多かったです。

ですが、最近は「コロナ」と言われることが多くなっていました。

また、他の国、タンザニア国内では、暴力を振るわれるケースも発生していて、アフリカにいる日本人始め、黄色人、白人がとても危険な状況になっています。

 

アフリカでコロナに感染すると医療環境が充分でない上、予防策も手洗いうがいがメインになります。

それにアフリカの方々はコミュニケーションをよく取ります。

男の人同士でも手を繋いだりします。

人と人の距離感がとても近いです。

広がるとしたら一瞬で広がるやろなと感じています。

 

赴任先の学校は全寮制なのですが、生徒も昨日帰宅措置が始まりました。

朝の集会の時に校長先生が、イタリア人はイタリアに帰るし、日本人は日本に帰ります。それぞれの国の方が医療が発達していて安心安全だから。と生徒の前で言っていました。

 

とても複雑な気持ちでした。

仮に感染したとしても、日本とアフリカでは大きな違いがあるため、自分の身のことを考えるともちろん帰国が正しい判断だと思います。

 

ですが、

生徒たちがかかったら?

先生方がかかったら?

 

たかがボランティアですが、関わった人がなったらどうなるんやろと心配です。

 

集会後何人かの生徒が、また何ヶ月後に会いましょう、先生のために帰ったほうがいいよ、と声をかけてくれました。

 

 

1秒でも早くこの世界的問題が終息し、またタンザニアに帰ってこれることを祈るばかりです。

 

帰国まであと1週間。

学校は無くなったし、雨季に入りつつあるため雨の日が多く外にも出れません。

とにかく暇です。