いざaction!!!!
今回は、前回のpostの続きということで書いていきます。
先週の土日は、タンザニアに来て初めての土日ということで、ホテルの近くをタンザニア派遣男4人で散策してきました。
なんとそこで、サッカーゴールがある公園?らしきところを見つけました。
入り口には警備員さんがいたので、『ハバリ』と挨拶を交わし入りました。
ただ、こんな場所があるとも知らなかったのでなんの準備もしてなくて、中に入り10分ほどしてからこの広場を後にしました。
いきなりですがみなさん想像してください。
この環境があって、近くには学校がたくさんあります。みなさんなら何をしますか?
放課後に子どもたちがここに来ないわけがない。そう思った私は、すぐに買い物に出かけている同期隊員に連絡をし、サッカーボールを買ってきてもらいました。
私はボール1つでみんなで笑える青空サッカー教室(めちゃくちゃありきたり。笑)をしようと決めました。
もちろん最初は自分1人でもいいから、子どもたちが心を開いてくれるまで毎日通おうと思ってました。
そして、ツチェゼ パモジャ!(一緒に遊ぼう)の言葉を言って、一緒にサッカーをして笑う予定でした。
そう、でしたなんです。
1人行動は原則控えるように言われている私たちなのですが、楽しみが先走り初めて1人でタンザニアの外に出ました。
するとどうでしょう。現地の方々の視線を一気に感じます。
髪型がおかしい(今髪の毛を伸ばしているのでカチューシャをして生活しています。笑)白人が1人で青いサッカーボールを持って歩いているのです。そりゃ見ますよね...
それでもサッカーが好きな人は、話しかけてくれてタンザニア人の優しさを感じました。そんな人たちと出会いウキウキしながら広場に到着しました。
先日同様、警備員さんに挨拶をし中に入ろうとしたとき、突然呼び止められました。
そこには、途中から後ろにずっといるなと思っていた学生らしき2人と警備員さん。
『何しにここにきた』と現地の言葉で言われ、『zoezi』(運動)と答えた私。
その後に現地の言葉で何か言われたが、現地の言葉をまだあまり知らない私は、
『sijui kiswahili』(スワヒリ語がわかりません)と答えました。
そしたら、3人で指をさして笑っているのです。この笑いは馬鹿にした笑いだとすぐに察し、会話をしようと思い『unaweza kusema kiingereza』(英語を話せますか)と聞くと英語で返ってきたのでなんとか会話をすることができました。
『ここは使えない』と言われ、『なぜ』と聞くと、『学校』だからと言われました。
そんなことを知らずに使おうとしていたのですぐに出ようとしました。
そしたら衝撃の言葉が続きました。
『もしここを使いたいならお金を払え』と言われ、『誰に?』と聞くと
『私に』と答える。
そういうことかとすぐに察しました。
男2人が警備員さんに耳打ちをしていたので、警備員さんに言わせたんだと思い、
『でも、先週は何も言われなかった』と言い返すと黙り込む3人。
それでも少し恐怖を感じたので帰ることにし、すみませんでした帰りますを伝えて彼らの横を通り過ぎた時に、『See you CHINA』と一声もらい、さっきまでの会話の時の声よりも倍ほど大きい声で、『I'm JAPANESE』と言って帰路につきました。
こうして私のタンザニア青空サッカー教室はあっけなく幕を閉じました・・・。
タンザニアでは街を歩いているとCHINAと言われることは日常茶飯事で、会う人会う人CHINACHINACHINACHINACHINACHINACHINACHINACHINA...
JAPANESEと言い返すとさっきまでの態度と一変し、突然フレンドリーになります。
さっきもホテルのお客さんと話す機会があったので話しかけてみると、まず初めにCHINESE?JAPANESE? を聞かれ、JAPANESEと答えると『rafiki』と笑顔。
タンザニア人のほとんどは日本の『HONDA』『SUZUKI』の車に乗っていて、橋も作ってくれて感謝している、だから日本人は『rafiki』と言うのです。
嬉しいようなどこか悲しいようなそんなひと時でした。
これがアフリカの国々の現実であり、外国人に対する考え方です。
タンザニア人はみんな話せばめちゃくちゃいい人。
なのにどうしてといつも考えてしまいます。
いやー、協力隊って感じ。笑
少し長くなりましたが今回はこれで終わります。
次回は、タンザニアに入国してからのことをpostしようと思います。
最後まで読んでくださりありがとうございました。