karibu-tanzania

自分に何ができるのかの追求。

今回は少し長いです。

Salama

これも挨拶の1つで『平和』と言う意味があります。

語尾の上げ下げで質問文か答える文かが変わるため、『Salama⤴︎』と言われた人は『Salama⤵︎』と答えます。

 

てことでみなさんSalama⤴︎。

まだ本赴任始まってもないのに、やってみたいこと・任国外旅行のことを考えている今日この頃です。

 

 

今回は、タンザニアに来て日本では経験したことのなかったことをいくつか書きたいと思います。

 

 

 

 

の4本だてで書いていきたいと思います。

 

命がけの移動

 

私の活動先は経済の首都『ダルエスサラーム』からバスで約2日、飛行機で2時間半のタンザニア国内最南にある地域『ソンゲア』という所です。

飛行機で移動と聞いて地方にも大きい空港があるんやと思って、大きい飛行機をイメージして空港に行きました。

 

するとそこには・・・

 

 

 

プロペラ機

 

 

 

初めて見る・乗るプロペラ機にワクワクしながらも、この飛行機で大丈夫かなと不安もありました。

中はとても狭く、通路は片足分しかない上にMAX 12人(+パイロット2人)。

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小さい飛行機なのでなんしか揺れる揺れる。雲に出入りするたびに。

でも、狭いので隣の人との距離も近くすぐ仲良くなれます!!

ここでももっと語学力があればと現実を見ました。笑

 

 

 

そして

飛行機から見る景色は最高で、

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こんなに綺麗に住宅地と自然の境界があったり、疑問に思う建物を見つけることができたり、日本の飛行機からの景色とは違う景色を見ることができました。

 

 

任地『ソンゲア』の空港はというと・・・

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この建物は、荷物検査場兼待合室です。笑

空港というよりはめっちゃ広い広場って感じでした!!笑
後何回ここの空港にお世話になるんやろ・・・笑

 

 

 

いや、電動ノコギリで切るん???

 

プレアサ*1初日は、CP*2が晩ご飯を作ってくれたのですが、その買い出しの時の一場面です。

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いや、それ中学校の技術の時間に使うやつ!!!!!

 

って心の中で思いながら『これもアフリカか』と納得していた自分がいました。笑

 

魚の保存方法は、大きいクーラーボックスにいろんな種類の魚が入れられているだけでした。

魚だけに限らず、肉は骨とか毛が残っているものがそのまま吊るされて売られています。

なのでハエもすごいし匂いもキツかったですが、私は魚釣りが好きなので、少し懐かしい匂いでもありました。笑

 

 

故障?いいえ、古風なだけです。

 

授業中なのに先生が教室から生徒たちを連れてきました。

この子たちなんか悪いことしたんかなと思いながら見ていると、車に手をかけました。

職員室の隣に停めてある『学校の公用車』

 

 

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ドライバーが運転席に座り、生徒が車を押し始めました。

故障したから移動させるんかと思い、手伝おうと立ち上がった時、エンジンがかかりました。

なんで押したらエンジンがつくんかはわかりませんが、この車に乗る時は毎回押してエンジンをかけるみたいです。笑

修理代を節約というか、少し古風というか。。。

これまた『これもアフリカか』と納得しました。

 

でも、反対に簡単に修理をしたり新しい物を買わない面では、環境に優しいというかできることで対応するというたくましさというか、逆に日本では、電話すればプロが駆けつけてくれるので『押す』という考えになっていないかもしれないなと思いました。

 

 

 季節外れの『少年の一夏』

 

日本で『一夏』と聞くと『甲子園』をイメージする方もいらっしゃると思います。

ここタンザニアは年中30度前後なので『一夏』ではなく『一年夏』になります。(自分でも何を言ってるかわかりません。笑)

 

体育の先輩隊員の学校にお邪魔し、野球部の練習試合を見学させてもらいました。

思っていたよりもレベルが高くて、環境も整っていて驚きました。

 

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そこで出会った2人の少年。

彼らはこの学校の卒業生か引退した生徒(どっちか忘れました。笑)で、日本語で話しかけてくれました。

1人はタンザニアではなくてはならない乗り物の運転手で、1人は今週日本に行くというのです。

 

 

彼の名前は『アリ』

ant(蟻)のアリじゃないよと冗談も言えるぐらい日本語ができて、礼儀正しい少年でした。

挨拶するときはちゃんと帽子をとって挨拶をしてくれて、飛んできたボールを取りに行こうとしたら代わりに走って取りにいってくれたりと、日本で野球以外にも『日本』を好きになってくれそうな少年でした。

あるプロ野球球団のキャンプを見学した後に、大学・高校の野球部の練習に参加する予定みたいです。

寒い時期がないタンザニア で生活してきた彼にとって『冬』は初めてなので、そういった文化の違いも楽しみながら頑張って欲しいです!

日本にこういった形で『夢ある少年』が来ていることを初めて知ることができました。

 

 

自分も日本とは違う環境を全力で楽しみながら頑張ろうと思えました。

 

 

 

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帽子を後ろ向きにかぶっている子です

 

今回少し長くなってしまいましたが、最後まで読んでくださりAsante sana!!!

 

 

*Asante sana はThank you very much です

*1:活動先を見学する期間

*2:カウンターパートの略で活動していく上の相棒兼上司みたいな人